屋久島・白谷雲水峡の大自然(前編)

今日と明日は、屋久島を代表する観光地で、最も多くの
人が訪れるであろう、白谷雲水峡の紹介です。屋久島
最大の集落・宮之浦から車で30分のぼり、そこからは
歩いて自然を楽しみます。

まずは、弥生杉から。
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高さ26メートル、幹回り8メートル、樹齢3000年の
屋久杉です。昨日紹介した紀元杉と比べると、
木の表面がつるつるできれいなのが分かります。

左上は花崗岩が削られて滝となった飛龍落とし、
さらに、切株更新された様々な杉を見ることができます。
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右上は二代大杉、右下はびびんこ杉。切り株を覆う
ように二代目の杉が根をおろして成長しています。
左下は三本足杉。倒木した杉の上に二代目が
成長しましたが、先代が朽ち果てたために、
中が空洞の状態のまま、三本足で残っています。

そして、こんな光景も…。
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杉の倒木の上にヒメシャラが発芽し、木に横たわるように
根が成長しています。一方の幹の方は日光を求めて
ななめに成長していったので、このような見た目に
面白い姿になっています。

最後も白谷雲水峡の様々な木を。
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左上は、倒木更新がわかりやすい三本槍杉。
右上は、2回切株更新があり、その上に3代目の
ケヤキが成長している、二代くぐり杉。実際根をくぐると、
切り株の上に新たな木が育っているのがよく分かります。
左下も倒木更新で成長したけど、先代が朽ちて根元が
空洞になったくぐり杉。右下は、七本杉ですが、どこから見ても
主枝は6本しか見えません。1本折れてしまったそうです。

明日も白谷雲水峡のお話しを続けます。

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