首里で琉球宮廷料理

今日は、古都首里でいただいた宮廷料理の紹介です。
首里城が政治の舞台であった琉球王朝の時代の
宮廷料理をいただける「赤田風」さんのディナーです。

左上はポーポー。クレープで油味噌をまいたもの。
右上はウムクジアンダギー。紅いも入りの揚げ餅と
いった感じでしょうか。左下は中味汁。中味とは
豚の内臓のことです。右下はクーブイリチー。沖縄は
日本一の昆布消費県。昆布は沖縄では捕れない
ですが、江戸時代から中国との交易で北海道から
運ばれたものが料理に使われ、定着したそうです。

コースはどんどん続きます。

左上は田芋の唐揚げ、ゴーヤーの梅酒漬け、そして
ミヌダル。ミヌダルは黒ごまペーストを塗った豚肉を
蒸したものです。右上は豆腐よう。豆腐を麹と泡盛に
つけて発酵させたものです。左下はドゥルワカシー。
煮た田芋を練って、かつおだしで整えたものです。
右下はミミガーのピーナッツ和え。コリコリの食感が
おいしいですね。

つづいて、見た目も鮮やかな盛り合わせ。

手前が花イカ。左がチキナー(からし菜)で
色をつけたかまぼこ。中央はマグロの昆布巻き。
奥が県魚のグルクンを使った揚げかまぼこです。

最後はごはんもの。

左上はラフテー。豚の三枚肉を泡盛でやわらかく煮て
甘辛く味付けしたもの。右上はジューシーと呼ばれる
たきこみご飯。左下はデザートのメロン。はじめての
お店でしたが、首里の落ち着いた空間で、正統の
琉球宮廷料理を楽しめました。

11件のコメント

  1. おはようございます!
    宮廷料理ですか@@!?
    なんだか珍しいものがいっぱいですねー^^
    味の見当がつきません!!
    昆布くらいならなんとか・・・(笑)
    中身汁っておいしそうですね^^
    ラフテーもいいけど、炊き込みご飯もいいな~ヽ(´ー`)ノ

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    • いわゆる沖縄料理もあれば、なかなかお目にかかれない料理もありました。たださうが、どれもお上品な味でしたね。中身汁は、ホルモン好きなら絶対おいしい逸品だと思いますよっ!ラフテーもじゅーしーもおいしかったです。

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    • いやいや~、かなりの量で、すっかりおなかも満足できました。ウムクジアンダギーは、紅いものきれいな紫がでていますね。飾り包丁はいかだったのですが、食べるのがもったいないぐらいの感じでした。

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  2. 「赤田風」、是非、行ってみたいお店でした。
    どんなお料理なのかよくわかって、とても興味深かったです。
    半分満足~。(*^_^*) (やっぱり実際にいただいてみないと”満足”というわけにはいかない・・・)

    沖縄では、興味あるところには、かなりセッセと行ったけれど、食事のお店に関しては行き損ねたところばかり。それだけは少し心残りです。でも、あまえび!さんのところで、おいしそうなお店をたくさん知ったから、(自分は結局、行けなかったけれど)かなり満足かな~。(^^) 

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    • これまでお上品な琉球料理というと、彩香さんのお店を常に訪れていたのですが、今回は趣向を変えてみました。ぜひぜひ沖縄に行く機会があれば、どちらのお店も行ってみてくださいませ。おいらは今回は食事中心(?)、この先も食べ物ネタがいっぱい出てくる予定です。

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  3. こんばんは。

    琉球料理は やっぱりすごいですね。
    2~3点しか分らない異国のメニューって感じです。
    でも、説明を読むと美味しそう。
    ベニ芋いり揚げ餅の似た様なものをいただいた事がありますが
    美味しかったです。
    ラフテーって琉球料理だったのですね。
    知りませんでした。だって普通の家庭でも出して頂いた事が
    あります。大好きです!

    首里城の あの赤と金のカラフルな椅子に座っていた王が
    食していたのですね~

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    • たしかに料理名だけ見ていると、異国の料理に見えるかもしれないですね。おいらは全部分かるので、あまり違和感はなかったのですが…(笑) ラフテーは豚の三枚肉を泡盛でやわらか煮て、甘辛く味つけたものなので、琉球料理ですよ~。首里の王様も、きっとこのような料理をいただいていたのでしょうね。

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